退職についてですが、これは転職時に最も労力を使う場面です。
長年(数年でも)お世話になった会社です。多少なりとも後ろ髪を引かれる部分はあるものです。
ですが、もしご自身が「転職に前向きな結論」を出されたならば一時の感情で今後の人生を変えてしまうことは、長い目で見るともったいない結果になってしまいます。
希望企業からの内定を取り付けた段階で
希望企業からオファーレターにカウンターサインを行った後、
現職所属部署上長へ退職願を提出
※民法上では“所属企業を退職するにあたり2週間前までに通告する”とありますが、一般的に企業は退職1ヶ月前に辞意表明を行う様、 各社就業規定で定めている為、要確認!
現職への感謝の気持ちを忘れず、早期に引継書作成の後、
後任担当者への引継ぎ業務に移る。
※この際に「退職願を受理してもらえずに困っている・・」 という方は下記退職時の心得を参考にしてください。
次のステージに備えて十分な準備とリフレッシュを行いましょう。
※余裕を持った引継ぎをしないと「有給なんてないよ」といわれてしまいます
(本当はいけないことなんですが・・・)
会社に預けたもの、預かっているものがあるはずです。 退職にあたって、こうした手続きも忘れてはいけません。
多くの方が転職を考える際に最も労力を必要とする場面、それは新しい会社に慣れることではありません。
辞意表明からはじまる退職にまつわる所属企業とのやり取りです。 内定が出る=他社から欲しいと思われる貴殿ですから、当然所属企業からは強く慰留されることは予想できます。
在籍期間を問わずお世話になった会社からの慰留により多少気持ちが 揺らぐことは至極当然のことです。
ですがもし決断に迷うような場面に直面した場合は ”そもそも何故転職を考えたのか”というベースの部分に立ち 返ってみましょう。
何故転職を考えるに至ったか? これを分析した上で現職に残ることの±新たな環境に身を置くことの±を冷静に考えましょう。 結果として貴殿が本当にやりたい、突き詰めたい道を見つけたのであれば、基本線は当事者が気持ちを強く持つことです。
転職とは本来、周り(上司or先輩or社長(院長))が納得するか否かの問題ではなく、本人が納得するか否かの問題 だという点が重要なのです。