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CRAとCRCの違いと魅力|業務内容と転職成功ポイントを解説

2023/07/24

2024/08/30

「CRA(臨床開発モニター)」は、新薬の有効性や安全性を確かめる「治験」が適切に実施されているかをモニタリングする職種です。

新薬開発に不可欠なCRAですが、名前は聞いたことがあっても詳しいことはわからないという人も多いのではないでしょうか。

この記事では、よく混同される「CRC(治験コーディネーター)」との違いやCRAとして働くメリット・デメリット、さらに未経験から転職する方法について解説します。

CRAとCRCはどんな仕事をする職種なの?治験とどのように関わるの?

CRAとCRCはどんな仕事をする職種なの?治験とどのように関わるの?
CRAとCRCの仕事内容を紹介します。


1.CRAの仕事内容


CRAは、治験を実施している医療機関を訪問し、治験が予定通り進んでいるかをモニタリングする職種です。治験は、薬事法に則って厚生労働省が定めた「医薬品の臨床試験の実施の基準(GCP)」に従い、決まったルールと手続きで行わなければいけません。

製薬会社と治験を担当する医師の合意のもと作成した「治験実施計画書(プロトコル)」を厚生労働省に提出し、調査によって問題がないと判断されて、初めて治験がスタートします。

CRAの具体的な仕事内容は下記の通りです。
・治験実施計画書の作成
・治験を実施する医療機関の選定
・医師へのヒアリング・症例報告書の回収といった治験実施状況の確認
・報告書の作成
・治験に関する契約手続き

治験で得たデータは医師とCRCが報告書にまとめ、CRAがチェックして厚生労働省に提出します。正しい治験結果を得られるよう、ミスは許されません。


2.CRCの仕事内容


CRCは、治験を実施している病院から依頼を受け、製薬会社・治験を受ける被験者・治験を担当する医師など関係者の間に立ち、治験をスムーズに進めるための調整役を担っています。
CRCの具体的な仕事内容は下記の通りです。

・治験実施計画書の理解
・関係者向けの説明・役割分担を行うスタートアップミーティングの補助
・被験者の募集と治験実施計画書の基準に合致するかの確認
・被験者向けの事前説明への同席や同意書作成
・被験者のスケジュール管理や対応
・被験者の精神的なケアやサポート
・症例報告書の作成
・副作用など有害な反応が起きた時の担当医師への報告
・治験終了報告書の作成

CRAとCRCを徹底比較!違いを知って自分にあった職種を選ぼう

CRAとCRCを徹底比較!違いを知って自分にあった職種を選ぼう
CRAとCRCは共に、治験を進めるうえで欠かせない仕事です。主な違いは下記の通りです。
違いを知ることで、どちらが自分に合っているかを見極められます。


1.所属


大きな違いは、CRAは製薬会社サイドなのに対し、CRCは医療機関サイドである点です。

CRAの多くは「CRO(開発業務受託機関)」と呼ばれる、製薬会社の医薬品開発に関する業務代行をサポートしたり支援したりする組織に勤務しています。
CRCは主に病院などの医療機関に所属しますが、治験業務をサポートする企業に所属して医療機関へ派遣されるケースもあります。


2.服装


CRAは、スーツで医療機関を訪問し、モニタリングを実施します。所属する会社にも、スーツで出勤するケースが多い傾向にあります。

CRCは、医療機関内で仕事をする場合が多く、患者に違和感を与えないために院内スタッフに馴染むよう白衣を着て業務を実施します。所属する会社に出勤する際は、基本的にオフィスカジュアルです。


3.担当エリア


CRAが所属先の拠点は、東京・大阪といった主要都市以外にはあまりありません。そのため、新幹線・飛行機で出張して、各地の業務をカバーしています。月の半分以上は、長距離移動を伴う出張をしているCRAもいます。

CRCが所属する企業の多くは、エリアごとに支店を設けています。そのため、基本的に電車などの公共交通機関または自動車で、2時間ほどで行ける範囲を担当します。全国に支店を持つ企業に勤務している場合、転勤・異動の可の可能性もある仕事です。


4.被験者対応の有無


CRAは、医師や他のスタッフ、CRCといった医療機関側のメンバーとのやり取りはありますが、被験者に接する機会はほとんどありません。

逆にCRCは、多くの案件で業務の半分以上が被験者対応です。被験者と関わりながら仕事をしたい人に適した職種です。

CRAで働く魅力って?代表的なメリットを紹介します

CRAで働く魅力って?代表的なメリットを紹介します
CRAとして働く代表的なメリットを紹介します。


1.多くの患者の役に立てる


治験は医薬品開発において非常に重要なプロセスです。自分が治験に携わった新薬が、多くの患者の命や健康に役立っていると感じられる場面も多く、高いモチベーションを持って仕事ができます。

時には数万人の命を救うような医薬品に関わる機会があり、スケールの大きな仕事ができる点が魅力です。

また、治験に参加している患者の症状が改善した時は、大きな喜びとともにCRAとしての誇りを感じられるでしょう。


2.最先端の医療に携われる


開発中の新薬には最先端の医療技術が使われている場合が多いため、常に知的好奇心を持って働けます。業務を通して最先端の知識をキャッチアップできる、刺激的な仕事です。

がんの新薬・高血圧などの広く普及している薬・精神科の薬など、世の中のさまざまな医薬品と携わる機会があります。

医薬品の効果効能にとどまらず、人体に効果効能を発揮する機序作用などへの治験も深まるため、知的好奇心が旺盛な方であれば、ずっと高いモチベーションで取り組めるでしょう。


3.製造販売承認を取得できた時の喜び


治験が無事終了しても、すぐに製造販売できるわけではありません。製薬メーカーが医薬品医療機器総合機構(PMDA)に医薬品の製造販売承認申請を行い、PMDAの医療機関に対する調査を経て承認されます。

PMDAは、治験責任医師へのインタビュー・患者のカルテの閲覧などを実施し、治験が適切だったかを調査します。その後、製薬会社に対して調査を行い、各部門にヒアリングなどをします。治験依頼者として適切に治験を進めていたことが認められると、治験薬が承認に値するか協議を行い、問題がなければ承認がおります。

治験は数年単位で行われ、承認のプロセスも多く、さまざまな関係者との協力が不可欠です。大変な場面も多いですが、承認されたときは非常に大きな喜びと達成感が得られます。


4.安定したキャリアを築ける


CRAは高度な専門知識が求められるため、正社員として長期雇用されるケースがほとんどです。また、医学の発展に伴い新薬開発のニーズが高まり、CRAの活躍の場が増える可能性は高いと考えられます。将来性と安定性を兼ね備えた職種と言えるでしょう。

給与や福利厚生も手厚い場合が多いのも魅力です。


5.海外勤務・海外出張のチャンスがある


勤務先の製薬会社などによっては、海外に本社や支店があるため、海外勤務・海外出張のチャンスがあります。

海外で治験を実施する・海外の治験データを日本で活用するなど、海外ならではの仕事が経験できます。海外で仕事をしてみたい方にとっては、大きなメリットです。

製薬業界のグローバル化が進むなか、海外での治験経験を積むことで、市場価値を高められます。

また、海外勤務・出張以外にも、国内出張の機会が多いのも特徴です。医療機関での勤務経験しかない方にとっては、非常に新鮮な経験ができるでしょう。

刺激の多い働き方をしたい方に、おすすめの職種です。

CRAのここが大変!代表的なデメリットを紹介します

CRAのここが大変!代表的なデメリットを紹介します
CRAはやりがいや安定性などメリットの多い職種ですが、デメリットもあります。転職前に知っておきたい代表的なデメリットを紹介します。


1.業務量が多い


新薬の申請には、数万ページもの膨大な提出書類が必要です。CRAは、一般的に複数の案件を並行して担当するため、大量の業務をこなさなければいけません。

また、厚生労働省に提出する書類にミスがあると、深刻なトラブルになります。膨大な業務をミスなく処理しなければならず、苦労する場面が多いでしょう。


2.締め切りが厳しい


新薬の申請書類の提出期限が厳しく、どんなに他の業務で忙しくても、必ず締め切りまでに提出しなければいけません。

特に治験が忙しいタイミングで、提出した書類の修正依頼が来た場合は、非常に大変です。時には、少しのミスの訂正のために出張しなければならず、さらにスケジュールが厳しくなります。

書類の量が膨大なうえに内容も複雑なため、締め切り前は残業や休日出勤をしてなんとか間に合わせる場合も多く、プレッシャーが大きい仕事です。


3.移動や出張が多い


CRAは、全国の医療機関に訪問する機会があり、移動や出張が多い仕事です。1つの担当医療機関に対し、月に~2回訪問する必要があるため、場合によっては毎週のように出張が発生するかもしれません。

大量の業務を締め切り厳守でこなしながら、各地を飛び回るのは想像以上に、心身の負担が大きいでしょう。

出張先のホテルで報告書やデータ作成に取り組まざるを得ない可能性もあります。


4.イレギュラー対応が発生する


治験実施計画書通りに業務を進めていたとしても、ごくまれに「重篤な有害事象」が発生するケースがあります。

重篤な有害事象とは、患者の命に関わるものや重大な機能不全を起こすもの、治療入院が必要な事象を指します。

重篤な有害事象が起きると、治験責任者による検証や治験審査委員会への報告など、難易度の高い対応をしなければいけません。


5.患者と接する機会がなくなる


CRAは患者と接する機会はほぼありません。そのため、目の前の患者と向き合うことにやりがいを感じる方は、モチベーションを保つのが難しい面があります。

また、採血など医療現場での手技を使う機会がなくなるのもデメリットです。また医療現場で働きたいと思っても、スキルの面で難しい可能性があります。

キャリアチェンジ前にチェック!CRAに向いている人の特徴とは

キャリアチェンジ前にチェック!CRAに向いている人の特徴とは
CRAは医薬品の治験モニタリングを行う職種であり、他の医療系職種とは異なるスキルや適性が求められます。向いている人の特徴は以下の通りです。


1.医薬品に強い興味がある


CRAは医薬品の試験モニタリングという業務上、最先端の治療薬など幅広い種類の医薬品に携わります。

そのため、医薬品や医療に対する深い理解が求められ、常に勉強が必要な仕事です。最近の医薬品に対する強い関心があれば、業務や知識の習得を楽しむことができ、活躍しやすいでしょう。

また、医薬品を通じて多くの患者を救いたいという強い思いがあれば、多少の困難も乗り越えて、長く活躍できます。


2.折衝スキルが高い


医療機関に治験を依頼する立場上、折衝スキルは非常に重要です。責任者である医師は忙しく、試験にあまり協力的でない場合も少なくありません。

また、他の製薬会社からも別の治験を依頼されている可能性があります。

こうした状況のなかで、医療機関と医師の協力を取り付け、計画通りに治験を進めるには交渉力が不可欠です。医療機関や医師の状況に配慮しつつ、主張すべきところはしっかり主張する折衝スキルが求められます。


3.論理的に考えることができる


カルテ等の資料と症例報告書を付き合わせ、誤記や転記ミスがないかチェックする仕事です。

医薬品が承認されるためには、データの正しさだけではなく、症例報告書の内容の整合性が重要です。

カルテの内容をスピーディーに理解し、整合性のある症例報告書に落とし込むためには、論理的に考える力が不可欠です。


4.臨床の場で働いたことがある


スムーズに治験を進めるには、臨床試験に協力してくれる医師や看護師とのコミュニケーションが非常に重要です。

臨床経験があれば、現場の医療従事者の気持ちに配慮した対応ができ、スムーズに信頼関係を構築できます。

イレギュラーな対応が発生しても、信頼関係ができていれば、快く協力してもらえる可能性が高いでしょう。


5.マルチタスクが得意


CRAは多くの作業を同時に進めていく必要がある職種です。例えば、資料を準備しつつ、医療機関からの問い合わせに対応し、報告書の内容を確認。さらにデータの修正を行うといった状況は珍しくありません。

また、医療機関を訪問中でも、関係各所からの問い合わせが入ります。

複数のタスクに優先順位をつけ、漏れのないようスムーズに業務を進める力が不可欠です。


6.心身共にタフである


書類作成が締め切りに間に合わない・忙しい時に修正依頼が多数発生した・医師とのコミュニケーションに問題が生じたなど、新薬の開発の遅れにつながりかねない状況が起きることもあります。

そのため、計画通りに業務を進めなければならないというプレッシャーが常につきまとう仕事です。ストレス耐性が高く、困難な状況でも仕事の意義を見失わないメンタルの強さが問われます。

また、デスクワークが中心ですが、常に頭を使い続け、出張などもこなさなければならないため、体力的にもタフでなければ厳しいでしょう。

CRAを目指すなら知っておきたい!一般的なキャリアパスとは

CRAを目指すなら知っておきたい!一般的なキャリアパスとは
CRAとして経験を積んだ後の一般的なキャリアパスは、PL(プロジェクトリーダー)・PM(プロジェクトマネージャー)・LM(ラインマネージャー・CTA(クリニカルトライアルアシスタント)といった職種です。


1.PL(プロジェクトリーダー)


CRAの多くが、最初に目指すキャリアで、治験のスムーズな進行が主な役割です。

メンバーのサポートやクライアントとのコミュニケーションが重要な職種のため、CRA業務への深い理解や折衝能力が必要です。

クライアント側の視点だけでなく、現場の状況を考慮したプロジェクト推進が求められます。


2.PM(プロジェクトマネージャー)


PLがプロジェクトの進行役であるのに対し、PMはプロジェクト全体のマネジメントを行います。

プロジェクトの立案・予算策定・CRA業務・クライアントとのやりとりなど、プロジェクトの代表として業務を進めるため、高いマネジメント能力が求められます。


3.LM(ラインマネージャー)


CRAが適切にモニタリング業務を行えるよう、知識や技術の指導など人材マネジメントをする職種です。

トレーニング・モニタリング・報告書の確認・医療機関への同行などを通してCRAを育成し、キャリア形成をサポートします。人材マネジメントをすることで、より高品質なCRA業務をできる人材を増やし、クライアントに価値提供します。 


4.CTA(クリニカルトライアルアシスタント)


CRA業務のうち、特に必要書類の作成、書類送付、他部署との連携などを中心に内勤業務に特化して仕事をする職種です。医療機関の訪問などの外勤は行いません。

製薬会社によってはCTAチームを設けて完全に分業することで、CRAがスムーズに仕事ができる体制を整えています。

上記以外に、CRAの知見を生かして別の職種に転向するキャリアもあります。代表的なものとして、医学・薬学に関する文章を執筆するメディカルライティングや、新薬の研究・開発・申請などの各プロセスで薬事関連の業務を担う薬事職などがあります。

未経験からCRAになる方法って?スムーズに転職するコツとは

未経験からCRAになる方法って?スムーズに転職するコツとは
CRAになるには、製薬メーカーまたはCROにCRAとして採用されなければいけません。一般的には、製薬会社での採用は少ない傾向にあります。

CROでは、新卒・中途どちらも採用を行っており、中途の場合は看護師・薬剤師・MR・CRCなど医療関連の業種から転職するケースが多いといわれています。

CRAへの転職を成功させるには、求人によって必要なスキル・経験が異なるため、情報収集をしっかり行わなければいけません。

CRAは専門性の高い職種なので、一般的な転職サイトよりも医療業界専門の転職サイトの方が、効率的に求人を探せます。

また、医療業界に特化した転職エージェントを利用するのもおすすめです。未経験でも応募できる案件の紹介だけではなく、応募書類の添削・面接練習などの選考対策、キャリアプランの相談などさまざまなサポートを受けられます。

まとめ

まとめ
CRAは、製薬会社側の人間として、新薬の治験が計画通りに進んでいるかをモニタリングする仕事です。

CRAと混同されやすい職種としてCRCがあります。CRCは、医療機関の中で、製薬会社と担当医師、被験者の間の調整役を担っています。

CRAは、多くの人の命や健康を守れる・最先端の医薬品開発に携われる・安定してキャリアを築けるなどのメリットがある反面、仕事量が膨大で締め切りが厳しいなど大変な面もある仕事です。

CRAとして活躍するには、医薬品への強い興味・高い折衝スキル・論理的思考力などが求められます。

中途採用のCRAの多くが、看護師や薬剤師など医療関係の仕事からの転職です。医療業界専門の転職サイトや転職エージェントを活用することで、スムーズに転職活動を進められます。
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第10条 登録抹消等

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    • 第4条第3項各号に該当することが判明した場合
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  3. 当社は、本条に基づき当社が行った行為により会員に生じた損害について一切の責任を負いません。

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第12条 本サービスの変更、中断、終了

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第14条 秘密保持

会員は、本サービスに関連して当社が会員に対して秘密に扱うことを指定して開示した情報について、当社の事前の書面による承諾がある場合を除き、開示目的以外に利用せず、また、第三者に開示しないものとします。

第15条 個人情報の取扱い

当社は、個人情報を、当社所定の「プライバシーポリシー」に基づき、適切に取り扱うものとします。

第16条 本規約の変更

  1. 当社は、その理由を問わず本規約をいつでも任意に変更することができるものとし、会員はこれに同意します。
  2. 当社が別途定める場合を除き、本規約の変更は、本サイトに掲載する方法によって会員へ通知します。
  3. 本規約の変更は、前項の通知の時点より効力を生じるものとします。
  4. 会員が本規約の変更を同意しない場合、会員の唯一の対処方法は、会員登録を抹消するのみとなります。

第17条 連絡

  1. 当社から会員への連絡は、書面の送付、電子メールの送信、または本サービス若しくは本サイトへの掲載等、当社が適当と判断する手段によって行います。当該連絡が、電子メールの送信又は本サービス若しくは本サイトへの掲載によって行われる場合は、インターネット上に配信された時点で会員に到達したものとします。
  2. 会員から当社への連絡は、当社所定の問合せフォームから、又は問合せ用メールアドレス宛に行うものとします。当社は、問合せフォーム又は問合せ用メールアドレス以外からの問い合わせについては、対応できません。

第18条 権利義務の譲渡

  1. 当社は、会員に対する債権を第三者に譲渡できるものとし、会員は、そのために会員の個人情報等が当該第三者に提供されることを承諾するものとします。
  2. 会員は、当社の事前の書面による承諾なく、本契約上の地位又は本サービスに基づく権利義務につき、第三者に対し、譲渡、移転、担保設定、その他の処分をすることはできないこととします。

第19条 完全合意

本規約は、本契約に係る当事者間の完全な合意を構成し、口頭又は書面を問わず、本契約に係る当事者間の事前の合意、表明及び了解に優先します。

第20条 分離可能性

本規約の規定の一部が法令又は裁判所により違法、無効又は不能であるとされた場合においても、当該規定のその他の部分及び本規約のその他の規定は有効に存続します。

第21条 準拠法

本契約の準拠法は、日本法とします。

第22条 管轄

本契約に関連して当社と会員との間で紛争が生じた場合、訴額に応じて東京地方裁判所又は東京簡易裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

以上

2013年10月16日 制定

必須

個人情報保護方針

株式会社エリメントHRC(以下「当社」といいます。)は、当社が提供する各種サービス(以下、「本サービス」といいます。)における、お客様の大切な個人情報の取扱いについて、以下のとおりプライバシーポリシーを定め、その保護に万全を尽くします。

第1条 個人情報の定義

個人情報とは、個人に関する情報のうち、氏名、生年月日、電話番号、住所、電子メールアドレスなど、特定の個人を識別することができる情報(当該情報だけでは特定の個人を識別できなくても、ほかの情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別できるものを含みます。)をいいます。

第2条 クッキー・IPアドレス情報・端末識別番号等

  1. クッキー・IPアドレス情報・端末識別番号等については、当該情報単独で特定の個人を識別することができないため、当社では、個人情報とは認識していません。ただし、当該情報が個人情報と一体となって使用される場合には、当該情報も特定の個人を識別できるため個人情報とみなします。
  2. 本サービスでは、広告配信事業者が提供するプログラムを利用し、特定のウェブサイトにおいて行動ターゲティング広告(ウェブサイト閲覧情報などを元に、お客様の興味・関心にあわせて広告を配信する広告手法)を行っております。 その際、お客様のウェブサイト訪問履歴情報を採取するため、クッキーを使用しています(ただし、個人を特定・識別できるような情報は、一切含まれておりません。)。広告配信事業者は 当該クッキーを使用して、ウェブサイトへの過去のアクセス情報に基づいて広告を配信します。この広告の無効化を希望されるお客様は 広告配信事業者のオプトアウトページにアクセスして、クッキーの使用を無効にしてください。ただし、その場合、本サービスの一部の機能を利用できなくなる可能性があります。

第3条 個人情報の取得

当社は、当社が本サービスを提供するために必要な範囲で、お客様から提供して頂く方法又はお客様が本サービスを利用するにあたって当社が収集する方法によって、お客様の個人情報を取得します。当社は、適正に個人情報を取得し、偽り及びその他不正な手段等により個人情報を取得することはありません。

第4条 個人情報の利用目的

当社は、取得したお客様の個人情報を、当社と人材紹介契約を交わしている求人企業に応募するため、以下の利用目的で、又は当該利用目的の達成に必要な範囲で、利用をします。万一、利用目的の変更が必要となった場合には、その旨をお客様に通知又は公表します。

  1. 本サービスに関する登録の受付、本人確認等、本サービスの提供、維持、保護及び改善のため
  2. 本サービスの内容に関する情報、アップデート情報、イベント・キャンペーン情報、規約等の変更情報等の告知のため
  3. 本サービスに関するご案内、お問い合せ等への対応のため
  4. 本サービスに関する当社の規約、その他諸規程に違反する行為への対応のため
  5. 本サービスの利用に関する統計データを作成するため
  6. 今後の本サービスに関する企画、立案又は実施のため
  7. 当社又は第三者の広告の配信又は表示のため
  8. キャンペーン等に当選されたお客様に賞品等を発送するため
  9. その他マーケティングに利用するため

第5条 取得した個人情報の第三者提供、預託及び共同利用

今後、お客様に本サービスを提供するにあたり、当社と共同して業務を行うビジネスパートナーが必要な場合には、お客様の個人情報をそのビジネスパートナーと共同利用することがあります。この場合に当社は、利用目的、ビジネスパートナーの名称、情報の種類、管理者の名称について、お客様に公表した上で共同利用することとします。

【共同利用について】
利用目的   会員への求人提案の充実
名称     株式会社KaUPメディカルコンサルティング
       株式会社メディカル東友
情報の種類  会員情報

第6条 個人情報の開示、訂正及び利用停止等

  1. 当社は、お客様から、個人情報保護法の定めに基づき個人情報の開示を求められた場合には、個人情報保護法により当社が開示の義務がある場合に限り、お客さまご本人からの請求であることを確認の上で、遅滞なく個人情報の開示を行います。なお、個人情報の開示にあたっては、当社が別途定める手続きに従って開示手数料をお支払い頂く場合があります。
  2. 当社は、お客様から、(1)個人情報が真実でないという理由によって個人情報保護法の定めに基づきその内容の訂正を求められた場合、及び(2)予め公表された利用目的の範囲を超えて取り扱われているという理由又は偽りその他不正の手段により収集されたものであるという理由によって個人情報保護法の定めに基づきその利用の停止を求められた場合には、お客さまご本人からの請求であることを確認の上で、遅滞なく必要な調査を行い、その結果に基づき、個人情報の内容の訂正又は利用停止を行い、お客様に対してその旨を通知します。
  3. 当社は、お客様から、お客様の個人情報について消去を求められた場合には、当社が当該請求に応じる必要があると判断した場合に限り、お客さまご本人からの請求であることを確認の上で、遅滞なく個人情報の消去を行い、お客様に対してその旨を通知します。
  4. 前各項の請求に際しては、以下の内容その他当社所定の情報・資料を送付してください。
    • 氏名・住所・電話番号・メールアドレス
    • 請求内容・経緯・根拠資料
    • 本人確認資料
  5. 以下の各号のいずれかに該当する場合は、第1項及び第2項の請求に応じることができない場合があります。その際は、お客様に対してその旨を通知すると共に、理由を説明します。
    • お客様又は第三者の生命、身体、財産その他の権利利益を害するおそれがある場合
    • 当社の業務の適正な実施に著しい支障を及ぼすおそれがある場合
    • 法令に違反することとなる場合
    • お客さまご本人からの請求であることが確認できない場合

第7条 リンク

当社のウェブサイトからリンクされている当社以外の事業者が、そのウェブサイト上で個人情報の取得を行う場合がありますが、その際には本プライバシーポリシーは適用されることはなく、当社は当社以外の事業者が個人情報を取り扱うことに関し、なんら義務や責任を負いません。

第8条 問い合わせ窓口

本プライバシーポリシーに対するご意見、ご質問、その他個人情報の取り扱いに関するお問い合わせ及び第6条に基づくご請求は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

第9条 改訂

本プライバシーポリシーを改訂する場合は、改訂日及び改訂内容を速やかに当社のウェブサイト上で告知します。

以上

2013年10月16日 制定

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