1. 医療転職.comトップ
  2. 記事一覧
  3. 30代ハイクラス転職の成功の秘訣|転職市場と実情とは?

30代ハイクラス転職の成功の秘訣|転職市場と実情とは?

2022/12/27

2024/08/30

「30代は転職市場での価値が高い」と聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。事実、30代で転職に成功する人は多く、高年収・高ポジションのハイクラス転職を実現する人も少なくありません。医療業界でも同様です。

この記事では、医療業界での転職を考えている方向けに、ハイクラス転職について成功のポイントなどを解説します。

ハイクラス転職ってそもそも何?どのくらいの年収を指すの?

ハイクラス転職ってそもそも何?どのくらいの年収を指すの?
ハイクラス転職というと、何となく高年収の職場に転職するというイメージはあっても、基準がわからない人も多いと思います。

ハイクラス転職の決まった定義はありませんが、一般的には転職後の年収が800万円以上になる転職を指します。国税庁が実施した「令和3年分民間給与実態統計調査」によると、平均給与は443万円なので、一般的な給与所得者よりも、大幅に高年収といえます。

医療業界であれば、MRや外資系の医療機器メーカー営業など年収800万円以上を見込める職種が多数あります。

給与が高い分、部長以上の管理職や経営層のポジションをこなせる人材または、専門性に優れた人材が求められます。

今の年収が600万円以上であれば、ハイクラス転職ができる可能性が高いでしょう。しかし、600万円に満たない場合でも、応募先が求める経験やスキルを満たせれば、ハイクラス転職はできます。

30代がハイクラス転職に向いている理由とは?主な理由を3つ紹介

30代がハイクラス転職に向いている理由とは?主な理由を3つ紹介
30代は一般的にハイクラス転職に向いているといわれていますが、どのような理由があるのでしょうか。主な理由を3つ紹介します。


(1)経験・スキルと適応力のバランスに優れている


ハイクラス転職をするには、豊富な経験と高いスキルが必要です。20代の場合は優秀な人でも経験が浅いため、応募先の求める条件を満たさないケースが少なくありません。

しかし、30代ともなると、1人で業務を完結できるだけでなく、マネジメントや部下の教育など幅広い経験を積んでいるケースが多数あります。また、高い専門スキルや人脈なども企業にとっても魅力的といえます。

より経験豊富な40代・50代の人材と比べた場合も、30代は新しい環境への適応力が高いため、高評価を得やすい傾向にあります。

このように、30代は経験・スキルと適応力のバランスがよいため、幅広い求人で歓迎されるでしょう。


(2)採用ニーズにマッチするケースが多い


ハイクラス転職では、優れた専門性を持つ「専門職」またはマネジメント経験を活かせる「管理職」が求められます。30代は、例えば専門職としてキャリアを重ね管理職をしているといったように、専門性とマネジメント力どちらも兼ね備えている人材が多く、採用ニーズにマッチしやすいのです。

現在は人材不足に悩む職場が多いため、求めるスキルがあれば厚待遇を用意するケースが多く、30代にとってハイクラス転職がしやすい環境といえるでしょう。


(3)組織のキーパーソンとして30代を求めるケースが多い


組織の成長を目指し、30代のハイクラス人材を採用するケースは少なくありません。

例えば、ベンチャー企業の場合、スピード成長を実現するために、即戦力を求めています。30代であれば、即戦力として活躍するスキルがあり、若い社員の多いベンチャーの社風にもフィットしやすいと考えられます。

また、日本に進出する外資系企業は採用に苦労する傾向があり、即戦力である30代は歓迎されやすいといえます。特に外資系製薬会社や外資系医療機器メーカーへの転職を目指す人にとっては、大きなチャンスです。


(4)市場価値を高めて次のステップを目指しやすい


30代のうちにハイクラス転職に成功すると、同世代の一般的なビジネスパーソンと比べて、早い段階で、マネージャーなどの役職や新規事業立ち上げなどの重要な仕事を任せてもらえます。早いうちからレベルの高い仕事の経験を積めるため、優れた経験・スキルと若さを兼ね備えた人材として、市場価値がより高まります。

市場価値が高まれば転職先で高いポジションを目指す、経験を武器にキャリアアップできる会社に転職するなど、キャリアパスは大きく広がります。

厳しい面も?30代のハイクラス転職の注意点とは

厳しい面も?30代のハイクラス転職の注意点とは
30代はハイクラス転職に向いた時期であり、転職することでさらに充実したキャリアを歩めるようになります。しかし、いくつか注意すべき点もあります。


(1)未経験の職種・業界へのキャリアチェンジは難しい


ハイクラス転職として採用する人材は、優れた経験・スキル・実績を持つ即戦力であることが前提です。未経験者は教育・研修が必要で、活躍するまでに時間がかかり、パフォーマンスも未知数な部分があります。

そのため、即戦力になりにくい未経験職種・業界へのキャリアチェンジは、難易度が高いといえるでしょう。

しかし、全く可能性がないわけではありません。前職での経験・スキルが活かせると判断されれば、採用されるケースもあります。キャリアチェンジを伴うハイクラス転職を希望する場合は、しっかり戦略を練りましょう。


(2)求人数が少ない


ハイクラス転職の場合、求める人材のスキル・経験、志向などが明確に決まっている傾向があります。一般的な転職と比べ、求人数も採用枠も少なく、応募できる求人は限られています。

さらに、未公表の事業や重要なポジションの募集など、秘匿性の高い募集が多く、求人情報が表に出ないケースもあります。そのため、応募する求人を見つけるのに苦労するかもしれません。


(3)転職活動が長期化しやすい


ハイクラス転職は求人数が少ないうえに、事業のコアとなる人材の募集のため慎重に選考を行うケースがあります。さらに、スキル・経験が優れていても、企業の事業・カルチャーなどのマッチ度が低いと、採用には至りません。

一般的な転職活動にかかる期間は3~6カ月ほどといわれていますが、ハイクラス転職の場合は最低でも6か月はかかります。長期戦となるため、計画的に転職活動を進めることが大切です。


(4)転職後もシビアに評価される


企業がハイクラス人材を中途採用する背景には、即戦力として成果を出せる人材を補充したいという思いがあります。

一般的な転職であればある程度は長い目で見てもらえますが、ハイクラス転職の場合はすぐに高いパフォーマンスを発揮しなければいけません。

成果が出せない場合は、年収ダウンや降格など厳しい対応をされる可能性は十分あります。

ハイクラス人材の求人をチェックすると、多くの会社は実力主義・成果主義の社風を掲げており、外資系企業の求人も多数あります。

ハイクラス転職には、常に一定以上のパフォーマンスを出し続ける覚悟が必要だといえるでしょう。

30代がハイクラス転職をするための条件とは?スキルなどを解説

30代がハイクラス転職をするための条件とは?スキルなどを解説
応募先が30代のハイクラス人材に期待するのは、下記のような点です。


(1)柔軟性


30代のハイクラス人材は優秀であるがゆえに、プライドが高い人も少なくありません。スキルや経験は申し分ないのに、転職後に自分のやり方にこだわるあまり、組織に馴染めないケースもあります。

そのため、採用側は、新しい職場に適応するための柔軟性や素直さがあるかを非常に重視します。面接の受け答えでは、柔軟に仕事をする姿勢を示しましょう。


(2)マネジメント能力


30代のハイクラス人材は、管理職や将来の経営陣候補として採用されるケースが多く、マネジメント能力が求められます。

何名の部下の育成・マネジメントをしたか、売上などどのような成果を組織として出したかといった具体的なマネジメント実績をアピールできると有利です。

ただし、優秀な人材であっても、30代でマネージャー職を経験したことがない人は少なくありません。プロジェクトマネジメント経験をはじめ、マネージャー職に近い経験を積んでいれば、十分にチャンスはあります。

もし、マネジメント経験がない場合は、今の勤務先で経験してから転職するのも方法のひとつです。


(3)専門スキル


ハイクラス人材の募集のほとんどは、即戦力を必要としています。そのため、仕事で成果を出せるだけの専門スキルがあるかは、非常に重要な評価基準です。

専門スキルの内容は、職種のスキル・業界知識・保有資格などさまざまです。MRであれば、MR認定資格を持っている・MRとしての営業能力が高いといった基本的なスキル以外に、基幹病院を担当した・特定の疾病の医薬品を取り扱ったなどの経験が求められる求人もあります。

採用側の求めるスキルを把握し、面接などで上手に伝えるとよいでしょう。


(4)語学力


ビジネス英会話など語学力を身に着けていれば、外資系企業やグローバル展開を視野に入れている企業など、転職先の選択肢が大きく広がります。

医療業界はグローバル化が進んでおり、今後はこれまで医療ニーズが低かったアジアなどの新興国でも需要が高まると考えられます。

海外に拠点を新設する際に、高い語学力を持つ人材にポジションを任せられるよう、語学力のあるハイクラス人材を確保する企業は少なくありません。転職だけではなく、転職後のスキルを見越して語学力を磨きましょう。

30代がハイクラス転職に成功するために!採用される秘訣とは

30代がハイクラス転職に成功するために!採用される秘訣とは
30代でハイクラス転職を実現するためには、下記のようなポイントが重要です。


(1)確かな転職の軸を決める


ハイクラス転職は、今後のキャリアに大きな影響を与える重要なものです。満足のいく転職を実現するには、自分の仕事に対する価値観を見つめなおし、「何のために転職をするのか」という転職の軸をはっきりさせることです。

転職することで何を実現したいのかを明確化し、そのためにはどのような会社でどんな働き方をするべきなのかを考えましょう。

転職の軸が定めることで、自分にマッチする会社を見極めやすくなる・転職活動のモチベーションを保ちやすくなる・説得力のある志望動機をつくりやすくなるなど、さまざまなメリットがあります。


(2)自分の市場価値を知る


ハイクラスの転職では、優れた経験・スキルを持つ求職者と比較されるため、自分の市場価値を理解していないと「書類選考すら通らない」「内定をもらえず時間だけが過ぎていく」といった事態になりかねません。

キャリアの棚卸しをして、自分の経験・スキルを洗い出しましょう。転職サイトの求人情報を見て高く評価される経験・スキルの傾向をつかみ、自身の経験・スキルと比べることで、自分のおよその市場価値を知ることができます。

スカウトサービスに登録しオファーのあった求人情報をチェックする、転職エージェントに登録するのも自分の市場価値を理解するうえで効果的です。

もし足りないスキル・経験があれば意識的に伸ばし、自分の市場価値を高めましょう。


(3)キャリアをストーリーで伝える


採用側はハイクラス人材に長く働いて欲しいと考えています。採用側の「すぐに辞めてしまうかも」という懸念を払拭するために、面接でこれまでの経歴や志望理由などを語る際は、キャリアの一貫性を伝えるよう意識しましょう。

将来的な目標とそのために努力してきたこと、今回の転職がなぜ必要かを、説得力を持って伝えられれば、採用担当から高評価をもらえる可能性が高くなります。


(4)採用側の募集背景を理解する


30代を対象としたハイクラス人材の募集は、求める人物像・役割が明確なケースがほとんどです。求人情報を読み込み、募集背景の理解を深めれば、応募書類や面接でアピールすべき点がわかります。


(5)年収にこだわりすぎない


「ハイクラス転職で年収アップを実現したい」という方も多いと思いますが、年収にこだわりすぎるのは危険です。

年収ばかり見ていると、企業の理念・カルチャーとの相性・仕事のやりがい・ワークライフバランスなどのチェックが甘くなり、ミスマッチの会社に転職してしまうリスクがあります。

ハイクラス転職では、転職後も高いパフォーマンスを出すことが求められています。一般的な転職以上に「入社後に活躍できるか」という視点で、会社を見極めることが重要です。

目先の年収があまり高くなくても転職先で成果を出して、年収アップすることはできるので、年収以外の部分も大切にしましょう。


(6)マネジメント経験を積む


30代でハイクラス転職をするうえで、マネジメント経験は非常に重要です。MRをはじめとする営業職などプレイヤーとしての力が重要な職種であっても、マネジメント経験のある人材の方が高く評価される可能性があります。

社内でマネジメント経験を積めるポジションの公募があれば積極的に手を挙げる、上司にマネジメントに挑戦したい旨を伝えるといった方法で、チャンスをつかみましょう。


(7)ベンチャー企業を狙う


大手企業のハイクラス転職は知名度があるため人気が高く、非常に優れた経歴・経験・スキル・実績が求められる傾向にあります。また、年功序列の会社の場合、40代以上の人材を求めている可能性があります。そういった背景から、30代で大手企業にハイクラス転職できる人は、ほんのひと握りです。

ベンチャー企業の場合は、大手企業ほどは厳しい条件を設けておらず、実力があれば転職できるチャンスは十分あります。また、若い社員が多く、30代のハイクラス人材を歓迎する傾向にあり、入社後も仕事がしやすいでしょう。
さらに、成長スピードが早い分、より高いポジションや新規事業などやりがいのある仕事に携わるチャンスも豊富です。

ベンチャー企業に転職してから、大手企業を目指すルートも検討しましょう。


(8)転職エージェントを活用する


ハイクラス転職は、高年収かつ入社後に重要なポジションを任されるため、採用側の判断もシビアになります。たとえ充分なスキルや経験があったとしても、応募書類や面接での伝え方によっては、内定をもらえないかもしれません。

転職エージェントを活用すれば、応募の添削や面接練習などサポートを受けられ、選考通過の可能性が高まります。また、キャリアアドバイザーとのキャリアの棚卸しを通し、自分の強みやよりマッチする求人を見つけられる場合もあります。

転職エージェントに登録すると「非公開求人」を紹介してもらえるのもメリットです。ハイクラス求人は事業計画のコアの部分に関わるため、非公開で募集するケースが多い傾向にあります。非公開求人は転職エージェントを利用しないと、詳細な情報を知ることができません。

転職エージェントを利用する場合は、ハイクラス人材に強いまたは業界に特化したエージェントがおすすめです。一般的な転職エージェントに比べ、専門性の高いサポートを受けられる、そのエージェントだけが取り扱う求人を多く保有しているなどのメリットがあります。

まとめ

まとめ
30代はハイクラス転職に向いている時期です。専門スキルやマネジメント経験を持ちつつ、柔軟で組織にフィットしやすい点が高く評価されています。

ハイクラス転職は、高収入や重要なポジションが用意されている場合が多いため採用ハードルが高く、しっかり準備して転職活動に臨む必要があります。キャリアをストーリーで伝える、募集背景を理解する、マネジメント経験を積む、転職エージェントを活用するなどの工夫が重要です。

医療業界でハイクラス転職を目指すなら、医療業界に特化した転職エージェントがおすすめです。業界への深い知見があるため、転職をスムーズに進められます。転職サイトも、医療業界のハイクラス求人が豊富な医療業界専門のサイトがよいでしょう。
X

この記事が気に入った場合は
Xへポストをお願いします

医療転職.com 無料会員登録 医療/IT業界特化の専門コンサルに相談しませんか?

ユーザーID

必須

※メールアドレスでも登録可能です

※ログイン時に使用します

ユーザーID(確認)

必須

※メールアドレスでも登録可能です

メールアドレス

必須

※半角英数字でご入力下さい。

メールアドレス(確認)

必須

※半角英数字でご入力下さい。

パスワード

必須

※半角英数字(0~9、a~z、A~Z)、6~20文字で入力してください。

パスワード(確認)

必須

※半角英数字(0~9、a~z、A~Z)、6~20文字で入力してください。

氏名

必須

※全角でご入力下さい。

フリガナ

必須

※全角でご入力下さい。

医療転職.comを知ったきっかけ

必須

利用規約

第1条 定義

本規約において使用する用語の意義は、次の各号に定めるとおりとします。

  • 「当社」とは、株式会社エリメントHRCをいいます。
  • 「本規約」とは、「医療転職.com利用規約」をいいます。
  • 「本サイト」とは、当社が運営する「医療転職.com」(その理由を問わずサービスの名称又は内容が変更された場合、当該変更後のサービスを含みます。)と称するウェブサイト(https://www.iryo-tenshoku.com/)をいいます。
  • 「本サービス」とは、本サイトを通じて当社が会員に提供するサービスをいいます。
  • 「会員」とは、当社所定の手続に従い、会員として登録された者をいいます。
  • 「本契約」とは、本サービスの利用に関する当社と会員との間の契約をいいます。
  • 「第三者」とは、個別の本契約における当事者(当社及び当該本契約における会員)以外の者をいい、他の会員、本サイトに情報が掲載された事業者、本サイトに情報を提供した事業者を含み、かつこれに限られません。
  • 「送信情報」とは、当社、会員及び第三者が本サービスに送信(一般に公開・特定の相手にのみ公開・非公開を問いません。)したテキスト、イラスト、画像、動画その他当社所定の情報(これを元に本サービス上で自動生成された情報や処理結果も含みます。)をいいます。

第2条 適用範囲

  1. 本規約は、本契約において当社と会員とに適用されます。会員は、会員として登録されることにより、本規約の全ての内容に同意したものとみなされます。
  2. 本サイト上で、本サービスに関するその他の規程(以下「その他の規程」といいます。)が存在する場合に、その他の規程は、本規約の一部を構成するものとします。本規約の規定とその他の規程の内容が異なる場合は、本規約が優先して適用されます。

第3条 本サービス

  1. 会員は、本契約の有効期間内に限り、本契約に違反しない範囲で、当社の定める方法に従い、本サービスを利用することができます。なお、会員が本サービスを通じて入手した送信情報について、会員は、個人としての私的利用のみに利用できるものとします。
  2. 当社は、送信情報の内容の正確性、信頼性、安全性等を保証するものではありません。送信情報に関する判断は、会員自身の責任で行なってください。送信情報に基づいて会員が被ったいかなる損害についても、当社は、いかなる責任も負いません。
  3. 本サービスの詳細な仕様は、本サービス上において別途定めるものとします。当社は、本サービスの仕様の改良、追加、削除等の変更を行うことがあり、会員は、これを予め承諾します。また、当社は、本サービスの遂行を、必要に応じて第三者に委託することができるものとします。
  4. 会員は、自らの責任と費用において、ハードウェア、ソフトウェア、インターネット接続回線、セキュリティの確保等、本サービスの利用に必要な環境(以下「利用環境」といいます。)を整備します。
  5. 当社は、次の各号につき、いかなる保証も行うものではありません。さらに、会員が当社から直接又は間接に、本サービスに関する情報を得た場合であっても、当社は、会員に対し、本規約において規定されている内容を超えて、いかなる保証も行うものではありません。
    • 本サービスの利用に起因して利用環境に不具合や障害が生じないこと
    • 本サービスの正確性、完全性、永続性、目的適合性、有用性
    • 会員に適用のある法令、業界団体の内部規則等への適合性

第4条 登録

  1. 本サービスの利用を希望する者(以下「利用希望者」といいます。)は、本規約の内容に同意した上で、当社所定の方法により、登録の申込を行うものとします。利用希望者は、申込の際に登録する当社所定の情報(以下「登録事項」といます。)が、全て正確であることを保証します。
  2. 当社は、当社所定の基準により、利用希望者の登録の可否を判断し、登録を認める場合には、その旨及び本サービスを利用するために必要となるID・パスワード(以下「ID・パスワード」といいます。)等の情報を通知します。当社が当該通知を行なった時点で、利用希望者は会員として登録され、当該会員と当社との間に、本契約が成立します。
  3. 当社は、利用希望者が以下のいずれかに該当し又は該当すると当社が判断した場合は、理由を一切開示することなく、利用希望者の登録を認めないことができます。
    • 当社所定の方法によらずに登録の申込を行った場合
    • 登録事項の全部又は一部につき、虚偽、誤記又は記載漏れがあった場合
    • 本規約に違反するおそれがあると当社が判断した場合
    • 過去に本規約に違反した者又はその関係者であると当社が判断した場合
    • 未成年者、成年被後見人、被保佐人、被補助人のいずれかであり、法定代理人、後見人、保佐人、補助人の同意等を得ていなかった場合
    • 本サービスと同種又は類似するサービスを現に提供している場合又は将来提供する予定である場合
    • 個人ではなく事業者の場合
    • その他当社が登録を妥当でないと判断した場合
  4. 会員は、登録事項に変更が生じた場合は、直ちに当社所定の方法により、登録事項の変更の手続きを行うものとします。これを怠ったことによって会員が損害を被ったとしても、当社は一切責任を負わないものとします。

第5条 ID・パスワードの管理

  1. 会員は、自己の責任において、ID・パスワードを適切に管理・保管するものとし、これを第三者に開示・利用させたり、貸与、譲渡、売買、担保提供等をしてはならないものとします。
  2. 当社は、ログイン時に使用されたID・パスワードが登録されたものと一致することを所定の方法により確認した場合、当該ログインした者を真正な会員とみなします。
  3. 会員によるID・パスワードの管理不十分、使用上の過誤、不正使用等によって会員が損害を被ったとしても、当社は一切責任を負わないものとします。

第6条 利用料金

本サービスの利用料金は、無料とします。但し、当社の裁量により、会員への事前の通知により、有料化することがあります。

第7条 権利帰属

  1. 本サービスに関する、特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権、不正競争防止法上の権利、その他一切の財産的若しくは人格的権利(以下「知的財産権等」といいます。)は、全て当社又はそのライセンサーに帰属します。
  2. 本規約に定める本サービスの利用許諾は、本規約に明示的に規定される場合を除き、本サービスに関する当社又はそのライセンサーの知的財産権等に関し、いかなる権利も許諾するものではありません。会員は、本サービスが予定している利用態様を超えて、本サービスを利用することはできません。

第8条 送信情報

  1. 会員は、送信情報について、事実に基づくこと、自らが送信することについて適法な権利を有していること、及び当社又は第三者の権利を侵害するものではないことを保証します。
  2. 会員は、送信情報について、当社に対し、世界的、非独占的、無償、サブライセンス可能かつ譲渡可能な使用、複製、配布、派生著作物の作成、表示及び実行に関するライセンスを付与します。また、当社並びに当社より正当に権利を取得した第三者及び当該第三者から権利を承継した者に対し、著作者人格権を行使しないことに同意します。
  3. 当社は、送信情報について、安全に管理するよう努めますが、本サービスが、本質的に情報の喪失、改変、破壊等の危険が内在するインターネット通信網を利用したサービスであることに鑑みて、会員は、送信情報を自らの責任においてバックアップするものとします。当該バックアップを怠ったことによって会員が被った損害について、当社は、送信情報の復旧を含めて、一切責任を負いません。
  4. 当社は、以下のいずれかに該当し又は該当すると当社が判断した場合は、事前に通知することなく、送信情報の全部又は一部を閲覧、保存し、または第三者へ開示することがあります。また、当社は、上記判断に関する理由を開示する義務は負いません。
    • 会員の同意を得たとき
    • 当社が閲覧等の同意を求める連絡を会員に行なってから7日以内に、当該会員からの回答がなかったとき
    • 裁判所、警察等の公的機関から、法令に基づく正式な照会を受けたとき
    • 法律に従い開示の義務を負うとき
    • 会員が第9各号に該当する禁止行為を行ったとき
    • 当社又は第三者の生命・身体・その他重要な権利を保護するために必要なとき
    • 本サービスのメンテナンスや技術的不具合解消のために必要があるとき
    • 上記各号に準じる必要性があるとき
  5. 当社は、以下のいずれかに該当し又は該当すると当社が判断した場合は、事前に通知することなく、送信情報について、その全部又は一部を削除することができます。また、当社は、上記判断に関する理由を開示する義務は負いません。当社は、削除された送信情報について、当該情報の復旧を含めて一切責任を負いません。
    • 会員の同意を得たとき
    • 会員が第9条各号に該当する禁止行為を行ったとき
    • その理由を問わず、本契約が終了したとき
    • 第12条によって本サービスが変更、中断、終了したとき
    • 上記各号に準じる必要性があるとき
  6. 第4項及び前項に拘らず、当社は、送信情報を監視する義務は負いません。

第9条 禁止行為

会員は、本サービスの利用にあたり、以下の各号のいずれかに該当し又は該当すると当社が判断する行為をしてはなりません。

  • 本サービスを通じて入手した送信情報について、会員の個人としての私的利用以外に利用する行為
  • 法令に違反する行為
  • 犯罪に関連する行為
  • 公序良俗に反する行為
  • 当社又第三者の知的財産権等、プライバシー権、名誉権、信用、肖像権、その他一切の権利又は利益を侵害する行為
  • 本サービスの運営・維持を妨げる行為
  • 本サービスのネットワーク又はシステム等に過度の負担をかける行為
  • スクレイピングプログラムを利用して本サービスにアクセスする行為
  • 本サービスのネットワークに不正にアクセスする行為
  • リバースエンジニアリング、逆コンパイル、又は逆アセンブラ、その他本サービスを解析しようと試みる行為
  • 第三者になりすます行為
  • 第三者に本サービスを利用させる行為
  • 宣伝、広告、勧誘又は営業をする行為
  • 本サービスにより利用しうる情報を改ざんする行為
  • 反社会的勢力等(暴力団、暴力団員、右翼団体、反社会的勢力、その他これに準ずる者を意味します。以下同じ。)の維持、運営若しくは経営に協力若しくは関与する等反社会的勢力等との何らかの交流若しくは関与をする行為
  • 前各号の行為を直接又は間接に惹起し又は容易にする行為
  • その他、当社が不適切と判断する行為

第10条 登録抹消等

  1. 当社は、会員が以下の各号のいずれかに該当し又は該当すると当社が判断した場合は、事前に通知することなく、送信情報の公開停止若しくは削除、本サービスの利用を一時的に停止、又は会員としての登録を抹消して本契約を解除することができます。また、当社は、上記判断に関する理由を開示する義務は負いません。
    • 本規約のいずれかの条項に違反した場合
    • 第4条第3項各号に該当することが判明した場合
    • 1ヶ月以上本サービスの利用がなく、当社からの問い合わせに対して、1ヶ月以上応答がない場合
    • その他、当社が本サービスの利用を適当でないと判断した場合
  2. 会員は、前項各号のいずれかに該当し、又は、該当すると当社が判断した場合は、当社に対して負っている債務の一切について期限の利益を失い、直ちに当社に対する全ての債務の履行をしなければなりません。
  3. 当社は、本条に基づき当社が行った行為により会員に生じた損害について一切の責任を負いません。

第11条 有効期間

  1. 会員は、当社所定の方法により、いつでも会員登録の抹消を申し出ることができます。
  2. 本契約の有効期間は、本サービスが終了又は会員登録が抹消されるまでとします。
  3. 本契約が終了した場合、当社は、送信情報を返還又は保管等する義務を負わず、会員に何らの通知等することなく、これを削除できるものとします。

第12条 本サービスの変更、中断、終了

当社は、事業上の理由、システムの過負荷・システムの不具合・メンテナンス・法令の制定改廃・天災地変・偶発的事故・停電・通信障害・不正アクセス、その他の事由により、事前の予告なくして、本サービスをいつでも変更、中断、終了することができます。当社は、上記各事由又はこれによる上記本サービスの変更、中断、終了によって会員に生じたいかなる損害についても、一切責任を負いません。

第13条 紛争処理及び損害賠償

  1. 会員は、本サービスの利用に関連して当社に損害を与えた場合、当社に対し、その損害を賠償するものとします。
  2. 会員が、本サービスに関連して第三者との間で紛争が生じた場合、会員は、直ちにその内容を当社に通知すると共に、会員の費用と責任において、当該紛争を処理し、その進捗及び結果を当社に報告するものとします。当社は、会員と第三者との間の紛争には、一切関与しません。
  3. 当社が、会員による本サービスの利用に関連して第三者との間で紛争が生じた場合、会員は、会員の費用と責任において、当該紛争を処理し、その進捗及び結果を当社に報告すると共に、当社が支払いを余儀なくされた金額その他の損害を賠償するものとします。

第14条 秘密保持

会員は、本サービスに関連して当社が会員に対して秘密に扱うことを指定して開示した情報について、当社の事前の書面による承諾がある場合を除き、開示目的以外に利用せず、また、第三者に開示しないものとします。

第15条 個人情報の取扱い

当社は、個人情報を、当社所定の「プライバシーポリシー」に基づき、適切に取り扱うものとします。

第16条 本規約の変更

  1. 当社は、その理由を問わず本規約をいつでも任意に変更することができるものとし、会員はこれに同意します。
  2. 当社が別途定める場合を除き、本規約の変更は、本サイトに掲載する方法によって会員へ通知します。
  3. 本規約の変更は、前項の通知の時点より効力を生じるものとします。
  4. 会員が本規約の変更を同意しない場合、会員の唯一の対処方法は、会員登録を抹消するのみとなります。

第17条 連絡

  1. 当社から会員への連絡は、書面の送付、電子メールの送信、または本サービス若しくは本サイトへの掲載等、当社が適当と判断する手段によって行います。当該連絡が、電子メールの送信又は本サービス若しくは本サイトへの掲載によって行われる場合は、インターネット上に配信された時点で会員に到達したものとします。
  2. 会員から当社への連絡は、当社所定の問合せフォームから、又は問合せ用メールアドレス宛に行うものとします。当社は、問合せフォーム又は問合せ用メールアドレス以外からの問い合わせについては、対応できません。

第18条 権利義務の譲渡

  1. 当社は、会員に対する債権を第三者に譲渡できるものとし、会員は、そのために会員の個人情報等が当該第三者に提供されることを承諾するものとします。
  2. 会員は、当社の事前の書面による承諾なく、本契約上の地位又は本サービスに基づく権利義務につき、第三者に対し、譲渡、移転、担保設定、その他の処分をすることはできないこととします。

第19条 完全合意

本規約は、本契約に係る当事者間の完全な合意を構成し、口頭又は書面を問わず、本契約に係る当事者間の事前の合意、表明及び了解に優先します。

第20条 分離可能性

本規約の規定の一部が法令又は裁判所により違法、無効又は不能であるとされた場合においても、当該規定のその他の部分及び本規約のその他の規定は有効に存続します。

第21条 準拠法

本契約の準拠法は、日本法とします。

第22条 管轄

本契約に関連して当社と会員との間で紛争が生じた場合、訴額に応じて東京地方裁判所又は東京簡易裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

以上

2013年10月16日 制定

必須

個人情報保護方針

株式会社エリメントHRC(以下「当社」といいます。)は、当社が提供する各種サービス(以下、「本サービス」といいます。)における、お客様の大切な個人情報の取扱いについて、以下のとおりプライバシーポリシーを定め、その保護に万全を尽くします。

第1条 個人情報の定義

個人情報とは、個人に関する情報のうち、氏名、生年月日、電話番号、住所、電子メールアドレスなど、特定の個人を識別することができる情報(当該情報だけでは特定の個人を識別できなくても、ほかの情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別できるものを含みます。)をいいます。

第2条 クッキー・IPアドレス情報・端末識別番号等

  1. クッキー・IPアドレス情報・端末識別番号等については、当該情報単独で特定の個人を識別することができないため、当社では、個人情報とは認識していません。ただし、当該情報が個人情報と一体となって使用される場合には、当該情報も特定の個人を識別できるため個人情報とみなします。
  2. 本サービスでは、広告配信事業者が提供するプログラムを利用し、特定のウェブサイトにおいて行動ターゲティング広告(ウェブサイト閲覧情報などを元に、お客様の興味・関心にあわせて広告を配信する広告手法)を行っております。 その際、お客様のウェブサイト訪問履歴情報を採取するため、クッキーを使用しています(ただし、個人を特定・識別できるような情報は、一切含まれておりません。)。広告配信事業者は 当該クッキーを使用して、ウェブサイトへの過去のアクセス情報に基づいて広告を配信します。この広告の無効化を希望されるお客様は 広告配信事業者のオプトアウトページにアクセスして、クッキーの使用を無効にしてください。ただし、その場合、本サービスの一部の機能を利用できなくなる可能性があります。

第3条 個人情報の取得

当社は、当社が本サービスを提供するために必要な範囲で、お客様から提供して頂く方法又はお客様が本サービスを利用するにあたって当社が収集する方法によって、お客様の個人情報を取得します。当社は、適正に個人情報を取得し、偽り及びその他不正な手段等により個人情報を取得することはありません。

第4条 個人情報の利用目的

当社は、取得したお客様の個人情報を、当社と人材紹介契約を交わしている求人企業に応募するため、以下の利用目的で、又は当該利用目的の達成に必要な範囲で、利用をします。万一、利用目的の変更が必要となった場合には、その旨をお客様に通知又は公表します。

  1. 本サービスに関する登録の受付、本人確認等、本サービスの提供、維持、保護及び改善のため
  2. 本サービスの内容に関する情報、アップデート情報、イベント・キャンペーン情報、規約等の変更情報等の告知のため
  3. 本サービスに関するご案内、お問い合せ等への対応のため
  4. 本サービスに関する当社の規約、その他諸規程に違反する行為への対応のため
  5. 本サービスの利用に関する統計データを作成するため
  6. 今後の本サービスに関する企画、立案又は実施のため
  7. 当社又は第三者の広告の配信又は表示のため
  8. キャンペーン等に当選されたお客様に賞品等を発送するため
  9. その他マーケティングに利用するため

第5条 取得した個人情報の第三者提供、預託及び共同利用

今後、お客様に本サービスを提供するにあたり、当社と共同して業務を行うビジネスパートナーが必要な場合には、お客様の個人情報をそのビジネスパートナーと共同利用することがあります。この場合に当社は、利用目的、ビジネスパートナーの名称、情報の種類、管理者の名称について、お客様に公表した上で共同利用することとします。

【共同利用について】
利用目的   会員への求人提案の充実
名称     株式会社KaUPメディカルコンサルティング
       株式会社メディカル東友
情報の種類  会員情報

第6条 個人情報の開示、訂正及び利用停止等

  1. 当社は、お客様から、個人情報保護法の定めに基づき個人情報の開示を求められた場合には、個人情報保護法により当社が開示の義務がある場合に限り、お客さまご本人からの請求であることを確認の上で、遅滞なく個人情報の開示を行います。なお、個人情報の開示にあたっては、当社が別途定める手続きに従って開示手数料をお支払い頂く場合があります。
  2. 当社は、お客様から、(1)個人情報が真実でないという理由によって個人情報保護法の定めに基づきその内容の訂正を求められた場合、及び(2)予め公表された利用目的の範囲を超えて取り扱われているという理由又は偽りその他不正の手段により収集されたものであるという理由によって個人情報保護法の定めに基づきその利用の停止を求められた場合には、お客さまご本人からの請求であることを確認の上で、遅滞なく必要な調査を行い、その結果に基づき、個人情報の内容の訂正又は利用停止を行い、お客様に対してその旨を通知します。
  3. 当社は、お客様から、お客様の個人情報について消去を求められた場合には、当社が当該請求に応じる必要があると判断した場合に限り、お客さまご本人からの請求であることを確認の上で、遅滞なく個人情報の消去を行い、お客様に対してその旨を通知します。
  4. 前各項の請求に際しては、以下の内容その他当社所定の情報・資料を送付してください。
    • 氏名・住所・電話番号・メールアドレス
    • 請求内容・経緯・根拠資料
    • 本人確認資料
  5. 以下の各号のいずれかに該当する場合は、第1項及び第2項の請求に応じることができない場合があります。その際は、お客様に対してその旨を通知すると共に、理由を説明します。
    • お客様又は第三者の生命、身体、財産その他の権利利益を害するおそれがある場合
    • 当社の業務の適正な実施に著しい支障を及ぼすおそれがある場合
    • 法令に違反することとなる場合
    • お客さまご本人からの請求であることが確認できない場合

第7条 リンク

当社のウェブサイトからリンクされている当社以外の事業者が、そのウェブサイト上で個人情報の取得を行う場合がありますが、その際には本プライバシーポリシーは適用されることはなく、当社は当社以外の事業者が個人情報を取り扱うことに関し、なんら義務や責任を負いません。

第8条 問い合わせ窓口

本プライバシーポリシーに対するご意見、ご質問、その他個人情報の取り扱いに関するお問い合わせ及び第6条に基づくご請求は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

第9条 改訂

本プライバシーポリシーを改訂する場合は、改訂日及び改訂内容を速やかに当社のウェブサイト上で告知します。

以上

2013年10月16日 制定

必須